米ロサンゼルスの大規模山火事、被害現場の衛星写真が公開 火災前・後の比較写真なども（1/2 ページ）

米カリフォルニア州ロサンゼルスで1月7日（現地時間）に発生した大規模な山火事の被害状況を示す衛星写真が公開されている。

[松浦立樹，ITmedia]

　米カリフォルニア州ロサンゼルスで1月7日（現地時間）に発生した大規模な山火事。日本時間10日現在も鎮火はできておらず、計9000以上の建物が損壊し、18万人以上に避難命令が下っている。そんな山火事の被害状況を示す衛星写真が公開されている。

　衛星写真による地上撮影の事業などを手掛ける米Maxar Technologiesは1月9日（現地時間）、Instagramの公式アカウント（＠maxartechnologies）上で、ロサンゼルス北部にあるアルタデナの火災現場を撮影した衛星写真を公開。写真は近赤外カメラ（SWIR）で撮影したもの。市街地の多くが赤く染まり、街の大部分に延焼している状況を確認できる。

Maxar Technologiesfがインスタで公開した写真（1/2）

Maxar Technologiesfがインスタで公開した写真（2/2）

　またMaxar Technologiesは、火災前・後の現場を比較した衛星写真も英ロイターを通して公開。凄惨な火災現場を伝えている。

カリフォルニア州パリセーズの山火事前の住宅地の衛星画像（2024年10月20日撮影、ロイター提供の動画から引用）

パリセーズの山火事後の住宅地の衛星画像（25年1月9日）

山火事前のマリブのラ・コスタビーチ沿いの住宅地の衛星画像（24年1月18日撮影）

山火事後のマリブのラ・コスタビーチ沿いの住宅地の衛星画像（25年1月9撮影）