大井川流域で、SL(蒸気機関車)運行などの鉄道事業を手掛ける大井川鐵道(静岡県島田市)は1月14日、100万円の切符を販売すると発表した。純金製で、3月10日〜2026年3月31日の期間中、大井川本線の電車・SLが乗り放題(SLは自由席)になる。受注生産品で同日より受付開始。
100万円の切符には、ユーザーの名前とシリアルナンバーを刻印。大井川鐵道史上初の高額切符としており、同社の公式ECショップ限定で販売する。完全受注生産のため、注文から商品の配達まで4〜5週間掛かるという。なお食堂車や夜行列車など、特別企画列車には乗車できない。
100万円の切符は、大井川鐵道の創立100周年企画第1弾として販売するもの。他にも、200枚限定の記念コインや記念腕時計、名刺としても利用できる乗車券セットなどを展開する。
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