ニュース
「PC-9801」みたいなPCケースが登場 エイプリルフールの“ネタ投稿”が現実に
SilverStone Technologyは、往年の国産PC「PC-9801」シリーズを思わせるPCケース「FLP-01」の製品情報を公開した。エイプリルフールの“ネタ画像”が本物の商品になった。
PCケースや電源ユニットなどを手がける台湾SilverStone Technologyは、往年の国産PC「PC-9801」シリーズを思わせるPCケース「FLP-01」の製品情報を公開した。エイプリルフールの“ネタ画像”が本物の商品になった。
横置きの白い筐体は、左上にブランドロゴ、その下のアローラインやスリット、右側に上下2段のフロッピーディスクドライブっぽい造形があり、遠くから見るとまさにPC-9801シリーズの雰囲気。アローラインが右向きなので「PC-9801VM」(1985年)以降がモチーフとみられる。
下段のフロッピーディスクドライブは扉になっていて、開くとUSB Type-CやUSB 3.0(×2)といった今風のポートが現れる。電源ボタンはもちろん右下だ。その他の仕様は画像の通り。
このPC-9801風PCケースは、2023年のエイプリルフールに日本のSilverStone公式Xアカウントが投稿した“ネタ画像”が元になっている。ネタのつもりが好評だったため、製品化を決定。これまでにいくつかのイベントで試作品を公開していた。
PC-9801は、NECが1982年から1995年まで販売し、広く普及した“国民機”だった。その後のPC-9821などを含むPC-9800シリーズ全体では、2004年3月の最終出荷までに累計1830万台を販売した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「推しの子」有馬かなデザインの「重曹ちゃん」ホントに発売 エイプリルフール企画から実現
この芸能界(せかい)において嘘(エイプリルフール)は武器だ。
どうしたNEC “バ美肉”機能搭載の新型「LAVIE」発表 PC-9801がハイスペPCに転生するマンガも
NECパーソナルコンピュータは8月1日、同社のPCブランド「LAVIE」の新モデル5機種を発表した。PC-98シリーズ40周年を記念し、最高スペックの「LAVIE NEXTREME Infinity」を4000台限定で8月3日から販売する。その他、個人向けノートPC2機種、デスクトップPC2機種も用意する。
なぜ「バーチャファイター」は素人ゲーマーも虜にしたのか? 新作発表でテンション上がる40代漫画家の考察
3D格闘ゲーム「バーチャファイター」の最新作が開発されます。そして8日に公開された新規映像は、約30年前の興奮を呼び覚ますものでした。
プレステ30周年! ゲームと共に生きてきたマンガ家が歴代ハードを振り返る 思い出のタイトルは?
3日にPlayStation(PS)が発売30周年を迎えました。期間限定でPS5の起動画面やホーム画面が特別仕様になるなど様々な企画が行われました。歴代のハードで遊んできたボクにとっては感慨深いものがあります。
大阪・関西万博の日本館で展示する「火星の石」は“隕石” なぜ火星由来と分かった?
「日本館」で展示されると発表されて注目を集める「火星の石」。数万年前に地球に到達したと考えられている隕石ですが、なぜ火星から来たといえるのでしょう。





