速報
OpenAIのアルトマンCEO、「Microsoftとの次の提携はもっと素晴らしくなる」
OpenAIのアルトマンCEOは、MicrosoftのナデラCEOとのツーショット画像をXにポストした。両社の提携の次のフェーズは「はるかに素晴らしいものになる」としている。
米OpenAIのサム・アルトマンCEOは1月28日(現地時間)、Xに米Microsoftのサティア・ナデラCEOとのツーショット画像に「MicrosoftとOpenAIのパートナーシップの次のフェーズは、誰もが予想していたよりもはるかに素晴らしいものになる」と添えてポストした。
ナデラ氏はこのポストに約1時間後、「これから起こることすべてを楽しみにしている!」とリプライした。
Microsoftは2019年からOpenAIにたびたび出資し、2023年にアルトマン氏がCEOを解任された際にはナデラ氏がアルトマン氏の復帰に尽力したと報じられた。だが、Microsoftは与えられた議決権のないオブザーバーの地位をその後手放し、両社の提携関係は悪化していると報じられていた。
両社は21日、契約を更新したと発表した。これまでMicrosoftはOpenAIに独占的にデータセンターのインフラを提供してきたが、新たな契約ではOpenAIはMicrosoft以外のインフラも利用可能になるというものだ。
アルトマン氏がツーショット画像をポストした日には、OpenAIが政府向け「ChatGPT Gov」を発表し、そのホスティングにはMicrosoft Azureを採用すると説明した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
OpenAI、米政府機関向け「ChatGPT Gov」をMicrosoft Azureで提供へ
OpenAIは、米連邦政府向けにカスタマイズした「ChatGPT Gov」を発表した。Microsoftの商用クラウドまたは政府用クラウド上で提供する。
Microsoftとの契約更新で、OpenAIは他社のクラウド購入可能に
MicrosoftはOpenAIとの契約を更新したと発表した。この更新でOpenAIはAIのトレーニングなどにMicrosoftの競合他社のインフラも利用可能になる。
Microsoft、2025年度にAIデータセンターに800億ドル(約12.6兆円)投資へ
Microsoftは2025年度中、AI向けデータセンターに約800億ドル(約12.6兆円)を投じると発表した。その半分以上は米国に割り当てる。次期トランプ政権にAIにおける米国のリーダーシップを守るよう提言した。
OpenAI、AIインフラをAzureだけでなくOracle Cloudへも拡大へ
米Oracle、米Microsoft、米OpenAIの3社は提携を発表し、OpenAIにさらなるAIインフラのキャパシティを提供するために、OpenAIが利用するプラットフォームをMicrosoft Azureに加えてOracle Cloudへ拡大することを発表しました。
