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ドワンゴ、ブックウォーカーなどを吸収合併へ エンジニア集約で競争力強化 「BOOK☆WALKER」は継続
ドワンゴは、総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」を運営するブックウォーカーと、KADOKAWAグループのインフラ開発などを手掛けるKADOKAWA Connectedを吸収合併すると発表した。
KADOKAWA傘下のドワンゴは1月31日、総合電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」を運営するブックウォーカー(東京都千代田区)と、KADOKAWAグループのインフラ開発などを手掛けるKADOKAWA Connected(東京都千代田区)を吸収合併すると発表した。ドワンゴを存続会社として、4月1日付に実施。同日付でブックウォーカーとKADOKAWA Connectedは解散する。
3社は現在までも、協力関係を築き事業展開を行っているという。ドワンゴは「市場での競争力を高めるために所属エンジニアの集約や開発リソースの最適配分、業務効率化が必要と判断した」と吸収合併の経緯を説明している。
なお運営会社はドワンゴとなるが、BOOK☆WALKERのサービスは4月1日以降も変わらず提供していくという。
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