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米Nianticが「ポケGO」など売却 サービスは継続 「モンハンNow」「ピクミンブルーム」も
米Nianticは12日、「Pokemon GO」など3つのゲームと2つのアプリを、モバイルゲーム会社のScopelyに35億ドルで売却すると発表した。
位置情報ゲームを運営する米Nianticは3月12日、「Pokemon GO」など3つのゲームと2つのアプリを、モバイルゲーム会社のScopelyに35億ドルで売却すると発表した。
対象はポケモンGOの他、「モンスターハンターNow」「ピクミンブルーム」、およびアプリの「Campfire」「Wayfarer」。開発・運営するチームも移籍し、サービスを継続する。
Nianticは「Scopelyはこれらゲームの長期的なロードマップの実現に向け、運営・開発チームをさらに力強くサポートしてくれることになる」と説明している。
一方、NianticはARと位置情報技術を活用するジオスペーシャル(地理空間)コンピューティング事業をスピンオフし、新会社「Niantic Spatial Inc.」を設立することも明らかにした。Nianticの創設者であるジョン・ハンケ氏がCEOに就任する。
新会社にはScopelyも出資。Nianticのゲームタイトルのうち、「Ingress」と「Peridot」はNiantic Spatialが所有するという。
ポケモンGOは2016年にサービスを開始し、日本を含む世界中で社会現象を起こした。当初のブームは去ったものの現在でも愛好者は多く、Scopelyによると、全世界で毎週2000万人を超えるアクティブプレイヤーがいるという。
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