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スラド終了へ 受け入れ先募集打ち切り ドメインは将来、別サービスで利用の可能性
受け入れ先を探していた「スラド」が、3月31日にサービスを終了する。運営する中国企業の方針という。
コンピュータやOSS関連のニュース・話題を扱う掲示板サイト「スラド」と、OSSのホスティングサービス「OSDN.net」は、3月31日にサービスを終了する。スラドが3月15日に発表した。
両サービスは受け入れ先を探していたが、事業を保有する中国OSCHINA(Open Source China:開源中国)が終了を決めたという。終了の理由は「コメントを得ることができなかった」としている。
スラドは2001年オープン。運営元は、米VA Linux Systems日本法人、OSDN(サンブリッジ子会社)、アピリッツ、中国OSCHINAと移ってきた。
2022年のOSCHINA移行後は、スラド・OSDNとも閉鎖計画が進んでいたが、スラド編集部が同社に対してサイトを分離することを提案。了承を得て受け入れ先を探していた。
受け入れ先募集にあたってOSCHINAは「支払った経費だけでも回収したい」との意向を示していたが、「スラドとOSDNを分離する場合のサーバ費用の比率が確定せず、応募企業と交渉できないまま時間が過ぎた」後に終了が決まったという。
サービス終了後、関連するドメインネームはすべてOSCHINAが保持。将来、新しいサービスで使用する可能性もあるという。
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