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太陽光で発電するロールスクリーン、LIXILから 室内側に後付け設置
LIXILは14日、ロールスクリーン状の太陽光発電設備「PVロールスクリーンシステム」の受注を6月に始めると発表した。
LIXILは4月14日、ロールスクリーン状の太陽光発電設備「PVロールスクリーンシステム」の受注を6月に始めると発表した。直接給電できる機能を備えたロールスクリーン状の太陽光発電設備は「世界初」(LIXIL調べ)としている。
PVセルに薄膜シリコンを使用。スクリーンの下枠に電源基板を内蔵し、USB Type-C端子やコンセントを備えた。同社によると1日あたり最大でスマートフォン9台分またはPC3台分の電力を発電できるという。
LIXILは「夏場はロールスクリーンで日差しを遮ることで隙間からの眩しさや暑さを軽減し、冬場は断熱性が約2倍に向上するなど、窓まわり全体の価値向上を実現した。日常使いの他、災害時のレジリエンス強化にも貢献する」としている。
PVロールスクリーンシステムは、LIXIL子会社でマンションやビルの施設改修を手がけるLIXILリニューアル(東京都墨田区)が、公共施設や法人向けに販売する計画。6月から関東で受注を受け付け、順次エリアを広げるとしている。
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