ニュース
駅のトイレ清掃、「匂いセンサー」で効率化 JR東日本子会社などが実証実験
首都圏にあるJR駅の清掃業務を担当するJR東日本環境アクセスなど3社は、駅のトイレ清掃を効率化するため、匂いセンサーを使用する実証実験を始めた。
首都圏にあるJR駅の清掃業務を担当するJR東日本環境アクセスなど3社は、匂いセンサーを使用して駅のトイレ清掃を効率化する実証実験を始めた。近年の清掃員不足に対応するため、業務の省力化を図る。
長瀬産業(東京都千代田区)と三洋化成工業(京都市東山区)が事業化した匂いセンサー「FlavoTone」を使用。遠隔からトイレの衛生状況を把握し、清掃が必要なタイミングや箇所を割り出す。
FlavoToneは、プローブと呼ばれる物質に香り成分が吸着することによる電気抵抗の変化で匂いを検知するセンサー。機械学習を用いてAIが様々な匂いの香り分子の組み合わせパターンを判別する。
3社は2024年3月に1カ月間の短期実証実験を実施しており、今回は長期かつ本格導入に向けた検証を行うとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ルンバは大丈夫なのか? iRobotの新CEO来日、新モデルと「盤石さ」をアピール
アイロボットジャパンは16日、ロボット掃除機「ルンバ」のラインアップを刷新した。発表会には苦境が伝えられる米iRobotのゲイリー・コーエンCEOも登壇し「財務基盤の強化策を進めている」とした。
太陽光で発電するロールスクリーン、LIXILから 室内側に後付け設置
LIXILは14日、ロールスクリーン状の太陽光発電設備「PVロールスクリーンシステム」の受注を6月に始めると発表した。
すべてのリチウムイオン電池の回収を市町村で 環境省「一般廃棄物として自治体が回収するのが“あるべき姿”」
環境省は、ごみ処理施設やごみ収集車などの火災事故の原因になっているリチウムイオン電池について、市町村による分別回収を徹底する方針を示した。15日の閣議後会見で浅尾環境大臣が明らかにした。
美容家電のテスコム、“なりすましアカウント”からのPR案件依頼に注意喚起 「通報は続けておりますが、なかなか凍結されず」
TESCOMブランドのヘアドライヤーなどを製造販売するテスコム電機は14日、公式Xアカウントで、なりすましInstagramアカウントによるPR案件依頼について注意喚起した。
「goo blog」と「教えて!goo」、今秋サービス終了へ 20年以上の歴史に幕
NTTドコモが運営するポータルサイト「goo」は14日、無料ブログサービス「goo blog」を11月18日をもって終了すると発表した。「教えて!goo」も9月に終了する。

