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1.4型センサー搭載のキヤノン「Powershot V1」は動画と静止画どっちも撮れる本格コンデジだった荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/8 ページ)

久々の本格ハイエンドコンデジの新作が出た! と話題になったキヤノンの「Powershot V1」。新型の1.4型センサー搭載である。“もふもふ”も付いてる。

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 確かに、対角サイズが1から1.4(約√2)になれば、面積は2倍だものな。となると意識したのはソニーのVLOGCAM「ZV-1 II」かと思う。あちらは1型で約2000万画素なので、似た画素数でも面積は2倍で画素サイズも大きいぜ、ってことであろう。

 レンズは8.2〜25.6mm。1.4型のセンサーなので35mm判換算だと2倍弱の16-50mm相当になる。超広角ズームレンズ搭載機だ。動画を手ブレ補正付で撮るとなるとどうしても画角が狭くなるので、16mmスタートというのはVlogやYouTube的にはいい。

 ちなみにZV-1 IIは18-50mm相当なので、それよりワイド側を少し拡張してるのだ。やっぱ意識してるよね。

 F値はF2.8-4.5。もちろん光学式手ブレ補正あり。

 続いて上から見てみる。ウインドスクリーンは外した状態だ。

 上から見ると、普通にPowershot。撮影モードダイヤルに静止画と動画の切替レバーがついているくらい。電子ダイヤルはないが、それはレンズ部のリングと背面のロータリーダイヤルでまかなう仕様だ。

 アクセサリシューの右にある横長の窓はステレオマイクだ。ウインドスクリーンを装着するとここにもふもふがかぶさる感じになる。


上から。グリップはそれほど深くない。アクセサリシューの右にあるのはステレオマイク。その他はPowershot Gシリーズと似てる

 ちなみにウインドスクリーンを付けると電源ボタンが思いきり隠れるのは微妙。


ウインドスクリーンをつけてると電源ボタンが思いきり隠れます。指が位置を覚えるまでは手探りで

 このPowershot V1。コンパクトだけどいざ構えてみると、ちょっと分厚いと感じる。よく見ると、上面と左側面にスリットが。実はここ、排熱用。中に冷却ファンが入っており、長時間の録画などで温度が上昇するとファンが回るのだ。


上部と側面のスリットは録画時の排熱用。ファンが入っているのだ。短時間の撮影ならファンは回らないので長回ししなければ気にならない

 ちょっと分厚いのはそのせいかと思う。どうなんだろ。ともあれウインドスクリーンやら内蔵のファンやらがあるのは動画仕様ならではだ。

 続いて背面。

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