検索
連載

富士フイルム「GFX100RF」は高感度も意外にイケる魅力的な“1億画素”だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/6 ページ)

富士フイルムから登場した「GFX100RF」。35mm判フルサイズより一回り大きなラージフォーマットセンサーを搭載したレンズ一体型カメラである。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 富士フイルムから登場した「GFX100RF」。これはもう富士フイルムしか作らないだろうという、なんとも個性的で魅力的なカメラである。


正面から見ると非常にシンプルなGFX100RF。GFXながらレンズ一体型のためコンパクトで扱いやすい

 GFX100RFとは何か。

 身もふたもない言い方をしてしまえば、35mm判フルサイズより一回り大きなラージフォーマットセンサーを搭載したレンズ一体型カメラである。GFXシリーズはどれも「超高画質だけどレンズを合わせるとけっこう重くてデカい」代物だったが、GFX100RFはレンズ一体型にすることで軽量化を実現。質量は約735gと首から提げてスナップを撮りながら歩いても違和感がない。

 X100シリーズのGFX判(ただしOVFなし)と思ってもわかりやすい。ラージフォーマットセンサーの高級コンパクト機だ。

 そしてそれだけじゃおさまらない面白さがあるのだ。

1億画素を好きにしよう


付属のストラップやレンズフードなどフル装備のGFX100RF

 まず、モノとしてめちゃ凝ってる。

 付属する太いロープタイプのストラップが凝ってる。


付属するロープタイプのストラップを装着

 続いて、角形フードが凝ってる。

 標準ではこんな感じだが、これではフードやフィルタを装着できない。


デフォルトの状態で。これにレンズキャップが付属する

 そこでレンズの先についているリングを外し、付属のアダプターリングを装着。そうすると49mmのフィルターを取り付けたり(製品にはプロテクトフィルターが付属する)、角形のレンズフードを装着できるのだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る