ChatGPT「deep research」、PDF出力に対応 調査レポートの保存・共有が便利に
OpenAIは5月12日、ChatGPTの調査エージェント機能「deep research」で生成したリポートを、PDF形式で出力できるようにした。新たに生成したレポートのほか、過去に作成したリポートにも対応している。
米OpenAIは5月12日(現地時間)、ChatGPT内の調査エージェント機能「deep research」で生成したリポートを、PDF形式で出力できるようにしたと発表した。
PDF出力は、リポート画面の共有アイコンから「PDFでダウンロードする」を選ぶだけで可能。新たに出力したリポートに加え、過去に同機能で作製したリポートもダウンロードできる。
deep researchは、ユーザーの指示に基づいてオンライン上の情報を調査し、数千字規模の要約リポートを作成する機能。OpenAIは「人間が数時間かけて行う調査作業を、数十分で完了できる」としており、金融や化学、政治、エンジニアリングなど多様な場面での活用を想定している。2月以降、Pro、Plus、Team、Edu、Enterpriseの各プランで段階的に提供してきた。
同日には、米Microsoftのクラウドストレージサービス「OneDrive」および情報共有プラットフォーム「SharePoint」との接続機能も追加された。これにより、対象のファイルに接続して質問するだけで、deep researchが内容を読み取り、周辺情報を分析・引用してリポートを生成する。
両機能は現在、Plus、Team、Proの各プランで利用可能だ。PDF出力機能はEnterpriseおよびEduプランにも近日中に展開予定。OneDrive・SharePointとの接続機能は、Enterpriseプランにおいても後日提供される見通しという。
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