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ヤマト運輸の障害、24時間経過も復旧せず 基幹システム移管の影響続く【追記あり】
ヤマト運輸のサービスで5月12日午前11時40分に発生した障害が続いており、13日午後6時半時点でも利用しにくい状態だ。原因は「基幹システムの移管に伴う影響」という。
ヤマト運輸のサービスで5月12日午前11時40分に発生した障害が続いており、13日午後6時半時点でも利用しにくい状態だ。原因は「基幹システムの移管に伴う影響」という。
障害によって、配達日時や場所の変更、再配達依頼などの情報が配達員に届くまでに時間がかかっている他、荷物の配達予定・完了通知、不在連絡といった顧客向け通知の配信にも遅れが発生している。宅配便ロッカー「PUDOステーション」での受け取りや、AIオペレーターによる電話受付、チャットbotによる問い合わせ対応にも不具合が生じているという。
法人向け会員サービス「ヤマトビジネスメンバーズ」にも影響が出ている。配送遅延を知らせるメールの受信機能や、専用サイト上の配送遅延情報の確認などができない状態という。
12日に、障害について発表した当初は触れていなかったが、会員制サービス「クロネコメンバーズ」での受け取り日時・場所の変更や再配達依頼に加え、ヤマト運輸公式アプリへのログインもできないことも新たに明らかにした。
同社は顧客に対し、受け取り日時の変更や問い合わせをしたい場合は、電話やWebサイト上の問い合わせフォームから連絡するよう呼び掛けているが、返答に時間がかかる場合もあるとしている。
5月14日午後9時に復旧
ヤマト運輸は5月14日午後9時、サービスが復旧したと発表した。
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