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北海道・東北の免許センターでのシステム障害、原因は道路工事による物理的断線か 警察庁

5月21日、北海道と東北6県の運転免許センターでシステム障害が発生し、免許証の交付や更新などの手続きが一時できない状態となった。警察庁は、道路工事による通信回線の損傷が原因だったとの見方を示した。障害は同日正午すぎに復旧した。

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 5月21日、北海道と東北6県(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)の運転免許センターで、システム障害により免許証の交付・更新などが一時できない状況となった。原因は道路工事による通信回線の途絶という。22日時点で問題は解消している。

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警察庁公式Webサイトより引用

 障害は20日深夜に発生。警察庁と7道県を結ぶ有線のネットワーク回線がつながらなくなり、各地の免許センターで、免許証の交付・更新・再交付といった、運転者管理システムを用いた手続きを停止した。復旧したのは翌21日午後0時30分ごろで、各道県の免許センターは順次手続きを再開した。

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北海道警察本部交通部での告知(公式Xより引用、以下同)
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復旧の告知

 警察庁によれば、通信事業者からは「道路工事が原因」との報告を受けたといい、直接的な要因は物理的な断線などによる通信断だったとしている。工事の詳細や発生地点については、現時点では把握していないという。

 障害により手続きができなかった来所者への対応については、各道県警が判断する方針。

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