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イーロン・マスク氏のNeuralink、シリーズEで6億5000万ドル調達

イーロン・マスク氏の脳マシンインタフェース企業NeuralinkがシリーズEで6億5000万ドルを調達。重度麻痺患者への脳チップ埋め込み臨床試験を進めており、今回の資金で患者アクセス拡大や将来デバイス開発を加速する。

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 イーロン・マスク氏が2016年に創業したBMI(Brain Machine Interface:脳マシンインタフェース)企業の米Neuralinkは6月2日(現地時間)、Eラウンドの増資で6億5000万ドル(約928億円)調達したと発表した。ARK Invest、Founders Fund、Sequoia Capital、Thrive Capitalなどが参加した。

 neuralink

 同社は現在、重度の麻痺を持つ5人の被験者に脳チップを埋め込むなど、多くの臨床試験を実施している。また、米マイアミ大学や加トロント西部病院などの脳神経外科治療の主要機関で臨床試験を開始した。

 今回の増資により、「臨床試験の規模が拡大し、生物学とAIのつながりを深める将来のデバイスを革新するための取り組みが加速される」としている。

 ドナルド・トランプ米大統領の就任以来、政府効率化省(DOGE)のトップを務めていたマスクCEOは先月、DOGEでの任期を終了するとXにポストした。

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