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タイミー、精米工場のサービス利用料を無料化 備蓄米放出による人手不足対策
タイミーは6月5日、全国の精米工場を対象に、スキマバイトサービス「タイミー」のサービス利用料(ワーカーに支払う報酬の30%)を無料にする取り組みをスタートした。
タイミーは6月5日、全国の精米工場を対象に、スキマバイトサービス「タイミー」のサービス利用料(ワーカーに支払う報酬の30%)を無料にする取り組みをスタートした。政府備蓄米の放出により精米工場への依頼が殺到し、精米が追いつかない状況を受け、人手不足解消を支援するとしている。
無料になるのはサービス利用料のみ。振込関連手数料(1人あたり200円)と、ワーカーへの日当や交通費は通常通り発生する。
主な業務が精米の事業所が対象で、企業からの申し込みを受けて同社が可否を判断する。希望する企業は、工場名や担当者名、連絡先を明記して専用メールアドレスに連絡して申し込む。申し込みは12月15日までで、利用は12月31日まで。
米価の高騰や供給不足を受けて備蓄米の放出が進む一方、玄米から白米への加工を担う精米工場への依頼が殺到しており、精米が追いつかない状況が報じられている。
タイミーは農業分野でのスポットワークにも利用されており、精米工場では玄米を精米機械に流し込む作業や精米の袋詰め作業、出荷作業などの求人も掲載しているという。
タイミー導入済みの精米工場からは「現場の負担を軽減できた」「作業に慣れたワーカーが働きに来て生産性を上げることができた」などの声が寄せられているアピールしている。
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