ニュース
NHKが10月に始める新ネットサービスは「NHK ONE」に 5つのアプリも展開
NHKは18日、放送法の改正を受けて10月1日に始める新しいネットサービス「NHK ONE」の概要を発表した。
NHKは6月18日、放送法の改正を受けて10月1日に始める新しいネットサービス「NHK ONE」の概要を発表した。詳細は7月中に公表する。
新設するNHK ONEのWebサイトでは、総合テレビとEテレの番組の同時配信の他、1週間の見逃し配信、ニュースの記事や動画などの各種サービスを統合する。
アプリは、現在の「NHKプラス」「ニュース・防災」「for School」の後継アプリをそれぞれ10月1日から提供予定。また「ラジオ」「語学」のアプリも用意する。
ネット対応テレビ向けのアプリも新しくなり、現在の見逃し配信に加えて同時配信も利用可能となる。家族それぞれがお気に入り番組を登録する機能なども用意するという。
NHKは、放送法の改正により10月から「同時配信」「見逃し配信」「番組関連情報の配信」を必須業務化としてネットサービスの拡大を図る。一方で2024年9月に公開したサービス提供イメージでは、主に契約面で複数のダークパターン(ユーザーを騙し、人々の判断を誤らせるインタフェース)の存在が指摘されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
NHKのネット受信契約(案)が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件(前編) NHKの見解は?
2025年に始まるNHKのインターネット事業必須業務化。しかしその入り口となる契約手順(案)にいわゆるダークパターンが複数あるように見受けられる。NHKに見解を求めた。
NHKの「ネット受信契約(案)」が“ダークパターン”過ぎて見過ごせない件 一度“同意”したら取り消せない、は取り消しか
前回に続き、NHKが9月に公開したネットサービスの提供イメージ(案)にみられるダークパターンとみれる部分を指摘する。
イオンカードがNHK報道に反論 詐欺事件の原因が、同社のシステムエラーと取れるとして
イオンフィナンシャルサービスは5月16日、NHK「ニュース7」で放送されたイオンカード不正利用事件の報道に対し、「自社システムにエラーがあるかのような内容は事実と異なる」する声明を発表した。
「釣魚島」表記で終了したNHK国際放送の多言語字幕 字幕生成は米Googleの翻訳API
NHKは、国際放送のWebサイトやアプリで提供していたAI自動翻訳による多言語字幕サービスを2月10日で終了した。
日本IBM、NHKシステムの開発中断について見解 「協議の継続を希望する」
日本アイ・ビー・エムは7日、NHKの営業基幹システムの開発中断について自社の見解を公表した。

