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「紙も切れる」全長25mmのミニ工具 精密部品メーカーがストラップ発売
精密部品メーカーのキャステム(広島県福山市)は6月27日、本物と同様に動かせる全長約25mmの超小型工具「マイクロツール」を発売する。ハサミやカッターは紙を切ることも可能で、素材や可動構造にもこだわった“実用ミニチュア”だ。
精密部品メーカーのキャステムは6月27日、本物と同じように動く全長25mmの工具「マイクロツール」を発売する。価格は、全12種のストラップが1320円、3点セットのキーホルダーが3960円。
本物の工具と同じ合金やステンレス鋼を使用し、医療機器部品などにも用いられる微細成形技術「メタルインジェクション製法(MIM製法)」によって製作。見た目の精巧さだけでなく、開閉や回転といった可動構造も再現しており、ハサミやカッターナイフは紙を切ることもできるという。
ラインアップは、12種の工具を個別に選べるストラップタイプと、3種をセットにしたキーホルダータイプ(セットA~D)の2種。ハサミ、ラジオペンチ、ニッパーなどが含まれる。
キャステムは「普段お仕事で本物の工具を使用されている方にも伝わる精巧さ」とアピールしており、「自分へのご褒美」やギフトとしての需要を見込む。
同社は2013年に前モデルとなる11種類の「ミニチュア工具」を発売。24年には12種類をアタッシェケースに収めた「マイクロツールセット」(1万3200円)としてリニューアルしており、今回は日常的に持ち歩ける仕様として新たに商品化した。
商品は楽天市場やAmazon、キャステムのECサイトの他、meta mate 誠品生活日本橋店(東京都中央区)や海外のECサイトなどで販売する。
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