都市伝説の行方をひたすら見守る7時間番組、ニコ生・YouTubeで配信 4日午後10時から
ドワンゴは、ネット上で「終末の日」などと噂されている7月5日に向け、前日の午後10時から当日午前5時まで7時間にわたり、ニコニコ生放送で特別番組を生配信する。
ドワンゴは、7月4日の午後10時からニコニコ生放送で「都市伝説:7月5日の大災難予言とは 滅亡研究家:白神じゅりこと過ごす夜」を生配信すると発表した。ネット上で「終末の日」などと噂される7月5日の当日午前5時まで、7時間にわたり都市伝説の行方を見守る。
番組では、滅亡・予言研究家の白神じゅりこさんを迎え、予言の出どころや背景、この都市伝説がなぜここまで拡散され、社会現象化したかなどを解説。ユーザーから寄せられたコメントを拾いつつ、この“令和の都市伝説”をひも解く。
またチャンネル登録者数53万人の都市伝説系YouTuber「おみそちゃんねる【世界どん深闇ニュース】」のおみそさんも電話出演する予定。ニコニコニュースのYouTube公式チャンネル、公式Xのアカウントでも生配信する。コメント用のハッシュタグは「#7月5日は滅亡の日」「#メッツボー」。
ドワンゴは「“7月5日に日本で大災難が起きる”という噂が、SNSを中心に話題となっている。この噂は、漫画『私が見た未来 完全版』(たつき諒著、飛鳥新社刊)をめぐる一部の記述をきっかけだったが、作者自身が『災害を予言したものではない』と明確に否定したことがかえって注目を集め、現在“令和の都市伝説”としてさらに拡散され、社会現象化している」と説明。東京・銀座や沖縄県の瀬長島に設置した定点カメラ映像もリアルタイムで配信し、「ネット上で注目を集める“その時”を静かに見守る」としている。
「私が見た未来」は、筆者自身が見た予知夢と思われる夢を扱った漫画。1999年に発売されて一度は絶版となったが、表紙イラストに「大災害は2011年3月」と書かれていたことで10年以上が経過してから注目を集めた。
21年に“完全版”として復刊した際、「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という新たな予知夢を紹介。一方、ネット上では「7月5日午前4時18分」という、作者が日記に夢を記録した時間が“大災難”の発生時間ではないかとたびたび話題に。この都市伝説をモチーフにした映画まで公開されている。
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