ニュース
Gmailに「定期配信メールの一括管理」機能 不要なメルマガをまとめて解除可能に
米Googleは7月8日(現地時間)、Gmailの新機能「Manage subscriptions(定期購読を管理)」の提供を一部の国で開始した。過去数週間に届いた登録済みのメールマガジンや宣伝メールなどを、ワンクリックで解除できる仕組み。不要なメールをまとめて整理しやすくする。
米Googleは7月8日(現地時間)、Gmailの新機能「Manage subscriptions(サブスクリプションを管理)」の提供を一部の国で開始した。過去数週間に届いた登録済みのメールマガジンや宣伝メールなどを、ワンクリックで解除できる仕組み。不要なメールをまとめて整理しやすくする。
左側メニューから「Manage subscriptions」をタップすると、最近届いた該当するメールが送信頻度の高いものから順に表示される。右端のメールマークを押し、表示される「Unsubscribe」ボタンをクリックすると、Gmailが配信元に登録解除のリクエストを送信する。各送信者を選択すれば、過去に届いたメールを一覧で確認することもできる。
Googleによると、GmailではAIを活用した迷惑メール対策も強化しており、スパムやフィッシング、マルウェアの検出率は99.9%以上。最近は新たなAI技術により、詐欺メールを35%削減したとしている。
「Manage subscriptions」は現在、一部の国のWebブラウザおよび、Android/iOSアプリ向けに順次展開中。10日午後6時時点では、日本での提供は確認されていない。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
生成AIがメール書いてくれる Gmailのライティング補助機能が日本語対応
メールの文章をAIが自動生成する、Gmailのライティング機能「Help me write」が、日本語・韓国語で利用可能となる。
Gmailへの一括送信、2月から厳格化 「メールけいしちょう」一時停止など多方面に影響
米Googleが2月から、Gmailアカウントへの大量送信ルールを厳格化。警視庁の防犯情報メール「メールけいしちょう」が一時的にGmailへの配信を停止するなど影響。
Anthropic、読みは「アンソロピック」? 「アンスロピック」?
大規模言語モデル「Claude」シリーズなどで知られる米AIベンチャーAnthropic。日本では「アンスロピック」とも「アンソロピック」とも読まれ、大手メディア間でも表記が揺れている。正しい読み方はどちらか。
Googleは検索を“捨てていない” 「AIモード」投入、狙いは過去資産の徹底活用
Googleが自社イベントで「AIによる検索新時代」をアピールした。その中核にあるのが、AIを使った検索モードである「AI Mode」の登場だ。検索のユーザーインタフェースを大きく変えるものであり、「ついにGoogleが、既存検索からAIへ切り替えた」とも言われている。Googleは本業である検索で、どの方向に向かおうとしているのだろうか?
Googleの「かこって検索」に「モバイルゲームヘルプ」追加
GoogleのAI検索機能「かこって検索」に2つの新機能が追加。日本では、ゲームをプレイ中に中断せず攻略法などを調べられる「モバイルゲームヘルプ」が利用可能になる。米国とインドでは「AI Mode」が統合される。



