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「マイナ救急」10月1日全国でスタート 救急隊員がマイナ保険証読み取り病歴など把握
マイナンバーカードに保険証情報を登録した「マイナ保険証」を救急隊員が読み取り、病歴などを確認することで、搬送先選びに必要な情報などを把握する「マイナ救急」が10月1日に全国で一斉に開始。
消防庁は7月16日、マイナンバーカードに保険証情報を登録した「マイナ保険証」を救急隊員が読み取り、病歴などを確認することで、搬送先選びに必要な情報などを把握する「マイナ救急」を、10月1日に全国で一斉に開始すると発表した。一部の消防局で順次始めていたが、全国720消防本部5334隊で実施する。
マイナ救急は、119番通報で駆けつけた救急担任が、傷病者のマイナ保険証をカードリーダーで読み取り、受診医療機関名や既往歴、薬剤情報、健診情報などを確認して適切な応急処置につなげたり、搬送先を決める参考にするもの。
マイナ保険証を持っている人が、救急隊にマイナンバーカードを渡し、医療情報を閲覧することに同意すれば利用できる。
2024年度の実証事業には67消防本部660救急隊が参加し、25年4月以降順次、正式にスタートしている。今後も段階的に実施範囲を拡大。10月1日には全国すべての救急隊で対応する。
7月25日に大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージで広報イベントを開催。マイナ救急のデモンストレーションや「万博 de 救急クイズに挑戦!」を実施する。
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