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Meta、新AI部門トップに元OpenAIのジャオ氏を任命

Metaは、新設のAI部門「Meta Superintelligence Labs」のトップに元OpenAIのシェンジア・ジャオ氏を任命した。ジャオ氏は、6月にCAIOとして迎えた元Scale AIのCEO、アレクサンドル・ワン氏の直属となる。MetaはAI人材の獲得を加速させている。

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 米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは7月25日(現地時間)、元米OpenAIのテクニカルスタッフ、シェンジア・ジャオ氏を新設のAI部門Meta Superintelligence Labs(MSL)のトップに任命したとThreadsで発表した。

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 ジャオ氏はOpenAIで、ChatGPT、GPT-4、o1などの開発に貢献していた。

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OpenAIが2月にGPT-4.5を発表した際のXポスト(左端がジャオ氏)

 ザッカーバーグ氏は「シェンジアはMSLの共同設立者であり、立ち上げ初日からチーフサイエンティストを務めてきた。(メンバーの)採用活動が順調に進み、チームもまとまってきたので、彼にリーダーシップの役割を正式に委ねることにした」と語った。

 ジャオ氏は、6月に米Scale AIから引き抜かれた同社の共同創業者でCEOのアレクサンドル・ワン氏の直属になる。ワン氏のXアカウントのプロフィールによると、現在の同氏の肩書はMetaのCAIO(最高AI責任者)という。

 ワン氏の7月1日のXポストによると、MSLにはジャオ氏の他に、多数のOpenAI、Anthropic、Google DeepMindの元従業員が参加するようだ。


 なお、2013年にFacebook(当時)入りし、AI研究部門FAIRのチーフサイエンティストを務めてきたヤン・ルカン氏は引き続きこの地位に留まる。ルカン氏によると、FAIRはMSLよりも長期的なAI研究に焦点を当てているという。

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