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津波警報、解除まで半日から1日程度かかる可能性 「第二波以降のほうが大きい可能性も」──気象庁
午前8時25分ごろにカムチャツカ半島付近で発生したM8.7の地震により、太平洋岸の広い地域で津波警報が発令された。気象庁は「解除されるまでは安全な場所から離れないように」と呼び掛けている。
7月30日の午前8時25分ごろにカムチャツカ半島付近で発生したM8.7の地震により、太平洋岸の広い地域で津波警報が発令されている。すでに根室市などで30cmの津波が観測された(午前11時時点)。
北海道の太平洋沿岸から和歌山県までの広い範囲で津波警報、西日本の太平洋沿岸や瀬戸内海でも津波注意報が発令された。高いところで3mの津波が予想されており、気象庁は沿岸部や川沿いから離れ、高い場所に避難するように呼び掛けている。
午前10時すぎに会見を開いた気象庁は「津波は長い時間繰り返し襲ってくる。第一波より第二波以降が大きい可能性もあり、警報が解除されるまでは安全な場所から離れないように」と呼び掛けた。
また今回は震源が非常に離れた場所だったため、警報の解除には時間がかかるという見方を示した。「2010年のチリ中部地震の際には津波警報の解除に1日程度かかった。今回も半日から1日程度かかるとみたほうが良いと思う」としている。
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