速報
Lyft、中国Baiduと提携し欧州で自動運転ライドシェア参入へ
Lyftは中国Baiduと提携し、欧州で自動運転ライドシェアを開始すると発表した。2026年に独英でサービスを始め、Baiduの自動運転車「Apollo Go RT6」を導入する。Lyftが4月に買収した欧州の配車基盤を活用する。
米ライドシェア企業のLyftは8月4日(現地時間)、中国Baidu(百度)と戦略的提携を結び、欧州で自動運転車によるライドシェアサービスを始めると発表した。Baiduにとって欧州市場への初の本格参入となる。
規制当局の承認を待ち、2026年にまずドイツと英国でサービスを開始する計画だ。その後数年間で、数千台規模で欧州全域に展開していく。
Baiduの自動運転車「Apollo Go RT6」を採用し、Lyftは顧客体験や運行管理を担当する。
Lyftは4月、BMW GroupとMercedes-Benz Mobilityの共同プラットフォーム「FreeNow」を1億7500万ユーロで買収し、欧州9か国、180都市以上での展開基盤を獲得済みだ。
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