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XのCEO退任のリンダ・ヤッカリーノ氏、ヘルスケア企業eMedのCEOに就任

7月にXのCEOを辞任したリンダ・ヤッカリーノ氏が、ヘルスケア企業eMedのCEOに就任した。eMedはデジタルヘルスプラットフォームを提供しており、同氏の経験が事業拡大に貢献すると期待されている。ヤッカリーノ氏にとって約1カ月での電撃復帰となる。

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 米ヘルスケア企業のeMed Population Health(以下、eMed)は8月5日(現地時間)、元XのCEOであるリンダ・ヤッカリーノ氏(61)を新たなCEOに迎えたと発表した。

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リンダ・ヤッカリーノ氏

 同社は、GLP-1/GIP集団健康管理のためのデジタルヘルスプラットフォーム「eMed Population Health」を提供する企業。「オールインワンのデジタルファースト体験を通じて、安全で効果的かつ持続可能な慢性ケアを直接利用できるようにすることを目指して」いる。

 ヤッカリーノ氏は2011年からNBCUniversalの広告およびパートナーシップ担当会長を務め、同社の広告販売部門を率いて年間1000億ドル以上の収益を上げた実績を持つ。イーロン・マスク氏が米Twitter(当時)の買収後の2023年5月、ヤッカリーノ氏をTwitterのCEOに任命した。

 ヤッカリーノ氏はTwitterおよびXの広告主との関係改善に努めたが、2025年7月9日に辞任をXへのポストで発表した。

 eMedは発表文で、国民的および国際的な雇用主や政府とのパートナーシップ拡大において、ヤッカリーノ氏の長年の経験が重要な役割を果たすとしている。eMedの取締役会は、同氏のCEO就任を、世界で最も複雑なデジタルプラットフォームの1つ(Xのこと)を立て直したダイナミックなCEOを獲得し、慢性ケア提供を改革するという同社の使命を加速させる「稀な機会」と捉えているという。

 ヤッカリーノ氏はXへのポストで、「eMed Population HealthのCEOとして参加することにワクワクしています。(中略)ぜひこの旅に一緒に参加してください。共有したいことがたくさんあります。続報をお楽しみに」と語った。


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