花王、まさかの3Dホラーゲーム配信 “何か”に追われながら自社製品で別荘掃除 提供の狙いは
花王が、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」で3Dホラーゲーム「しずかなおそうじ」の配信を開始した。プレイヤーを狙う“何か”から逃げつつ、放置された別荘を「マジックリン」など同社製品を使って掃除するゲームで、基本無料でプレイ可能。同社製品の認知拡大を目的に開発したといい、2026年8月7日まで期間限定で配信する。
花王は8月8日、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」で、Windows向け3Dホラーゲーム「しずかなおそうじ」の配信を開始した。プレイヤーを狙う“何か”から逃げつつ、放置された別荘を「マジックリン」など同社製品を使って掃除するゲームで、基本無料でプレイ可能。同社製品の認知拡大を目的に開発したといい、2026年8月7日まで期間限定で配信する。
亡くなった父親から別荘を清掃する主人公。掃除を進めると、汚れの下から暗号が見つかる。さらに別の場所を掃除すると、別の暗号が。掃除を進めて暗号を発見し、別荘と父親の謎を解いていく──というストーリー。結末は掃除の進捗やゲームクリアにかかった時間によって変わる。
ゲームにはマジックリンに加え「クイックルワイパー」といった同社製品がアイテムとして登場。掃除に活用できる。製品同士を組み合わせることも可能だ。ただし、別荘にはプレイヤーを狙う“何か”がおり、足音や掃除の音に反応して襲い掛かってくる。なお、ゲームに登場する画像の一部には生成AIを活用している。
“実況プレイ”やその収益化も可能で、事前の許諾も不要。企画と開発は、同社の「ホームケア事業部」が主導し、企業ブランディングやマーケティング、XR展示の制作などを手掛けるWhatever（東京都港区）が協力した。
「エンターテインメントを通して、花王の掃除アイテムや、掃除がもっと簡単で楽になる方法、多くの方に知ってもらいたいという思いから開発した」（花王）
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