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「オールナイト万博」落合陽一パビリオンが“パーリーナイト状態”に “隠しモード”起動、本人が遠隔DJ

「遠隔起動パーリーナイト状態です」。13日夜、万博からの帰宅困難者のために、落合陽一氏がパビリオン「null」を使って遠隔操作でDJした。

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 大阪・関西万博会場に直結する大阪メトロ中央線が8月13日夜、送電線の不具合により全線で運転を見合わせ、万博会場から帰れなくなる人が続出した。

 万博会場に再入場して運転再開を待つ帰宅困難者のため、パビリオン「null2」(ヌルヌル)を出展している落合陽一氏は、null2を再起動。“隠しモード”「クラブモード」を起動し、自ら遠隔操作DJとして会場に光と音楽を届けた。

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 null2は、変形する鏡を貼り付けた複数の立体で構成されたバビリオン。LEDやスピーカーを内蔵し、周囲に光を放ったり音楽を奏でられる。

 落合氏は、地下鉄が止まったことを受けて13日深夜、「今夜は夜通し輝いていることにしたので遊びに来てね」とXに投稿。null2を再起動して光を点灯し、“隠しモード”「クラブモード」を起動した。

 クラブモードは、遠隔操作でnull2を光らせたり楽曲を奏でたりできるモードのようだ。落合氏本人がDJとしてnull2を奏でると、深夜にもかかわらずnull2に人が集結。集まった人々が「オタ芸」を踊るったりする様子が、万博会場からのライブ配信映像に映った。

 null2はこの時、特別なスタンプも設置するなどして来場者をもてなしていたという。クラブモードは13日深夜から14日午前5時すぎまで続き、その後、定常モードに切り替えたという。

 ネットでこの様子を見た人から、万博期間中に有志を集めてnullオールナイトを再びやりたいという声も。「有志オールナイトは安全確保してやりたいなぁ」と落合氏は述べている。

 大阪メトロ中央線は、13日午後9時半に全列車の運行を停止。午後10時10分から、万博会場最寄りの夢洲駅からコスモスクエア駅間で折り返し運転を始め、14日午前5時25分に全線で運転を再開した。それまでの間、物資を配ったり、内部を開放して来場者を受け入れるパビリオンが複数あったようだ。

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