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「Peing-質問箱-」サービス終了へ 投稿内容の閲覧なども不可に
匿名で相手に質問できる「Peing-質問箱-」の公式Xアカウントは8月15日、同サービスを29日に終了すると発表した。公式X/公式サイトのいずれも、終了する理由などについては明かしていない。
匿名で相手に質問できる「Peing-質問箱-」の公式Xアカウントは8月15日、同サービスを29日に終了すると発表した。公式X/公式サイトのいずれも、終了する理由などについては明かしていない。
サービス終了は、8月29日正午を予定しており、終了後はアカウント情報・投稿内容などが閲覧・利用できなくなるという。また、有料機能については8月15日以降、継続課金処理を行わないとしている。
同サービスは、個人開発者のせせりさんが手掛けたもので、2017年11月の公開から3週間で月間2億ページビュー規模に成長するなど、Twitter(現X)で大きな反響を呼んだ。同年12月にはトレーディングカード・スニーカー特化のフリマアプリ「magi」などを運営するジラフが買収したが、21年にゲームの開発・運営を手掛けるDigital monkeyへ事業譲渡している。
なお、19年にはTwitterのトークン情報を第三者が閲覧できる脆弱性が発覚。当時の運営会社だったジラフは、最大で149万件分のメールアドレスと94万件のハッシュ化されたパスワードが漏えいした可能性があると発表していた。
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