検索
連載

ソニー「RX1R III」は何が変わった? 10年越しフルサイズセンサー搭載の高級コンデジ荻窪圭のデジカメレビュープラス(5/7 ページ)

まさかのお盆休みのタイミングで「Cyber-shot RX1」復活である。時代に合わせてセンサーは約6100万画素の高画素タイプになった。

Share
Tweet
LINE
Hatena

晴天下での絞り開放撮影はシャッタースピードに注意


背面モニターで撮影中。前述したように固定式で、チルト機構はもたない

 なお、絞り値は鏡筒の絞りリングで、シャッタースピードは右肩の電子ダイヤルで行う。上面には露出補正ダイヤルもある。この構成は前モデルと同じだ。


上面の操作系は従来と同じ。レリーズケーブルにも対応している

 上面にあるC1ボタンはデフォルトでは「ステップクロップ」が割り当てられている。

 ボタンを押すたびに35mm→50mm→70mmと切り替わる機能だ。もとの画素数が大きいので、70mm相当にクロップしても約1500万画素はあるので実用上の問題はないけど、このカメラは35mmレンズの単焦点カメラとして、その画角を楽しむのが一番似合うかなと思うわけで、いざというとき用かな。


駐車場に猫を見つけたのでクロップして狙ってみた(35mm(70mm相当) 1/250秒 F2.0 ISO100)

 続いて背面。固定式のモニターは3型で約236万ピクセル。ボタンやダイヤルの数や位置は前モデルと同じだ。


背面から。固定式モニターとファインダー内蔵がよく分かる

 ただ、右側面にあった録画ボタンは「C2」ボタンに変更された。録画ボタンはなくなり、動画撮影時は撮影モードを動画系にする必要がある。


右側にあるC2ボタン。デフォルトではフォーカスモードが割り当てられている。前モデルではここが録画ボタンだった

 単焦点カメラならではの快適さはたまらないのだが、使ってて注意したいと思ったのは露出オーバー。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る