マックのハッピーセット、転売対策もメルカリに出品多数 マイメロおもちゃずらり
日本マクドナルドは9月12日、「マイメロディ」などのおもちゃが付属するハッピーセットの販売を始めた。8月に起きた、ポケモンのハッピーセットを巡る騒動を受け、転売対策を講じての販売になったが、メルカリなどフリマサイトには提供が始まったばかりのおもちゃがずらり。特に、マイメロディのおもちゃが多く出品されている状況だ。
日本マクドナルドは9月12日、「マイメロディ」などのおもちゃが付属するハッピーセットの販売を始めた。8月に起きた、ポケモンのハッピーセットを巡る騒動を受け、転売対策を講じての販売になったが、メルカリなどフリマサイトには提供が始まったばかりのおもちゃがずらり。特に、マイメロディのおもちゃが多く出品されている状況だ。
日本マクドナルドは「ハッピーセット『プラレール』(おもちゃ)」「ハッピーセット『マイメロディ&クロミ』(おもちゃ)」「ほんのハッピーセット『シナモロールとあそぼう!』(絵本)」「ほんのハッピーセット『月 宇宙なんちゃら こてつくん」(図鑑)」を発売。転売対策として、12日はハッピーセットの販売方法を店頭とドライブスルーのみに限定し、モバイルオーダーと宅配サービスでの提供は停止している。
さらに販売個数も制限。12〜15日と、26日〜28日にかけては、1グループ当たり1会計にそれぞれ3個までの提供としている。同じグループによる複数回の購入も制限している。
一方でフリマサイトでの販売は相次いでおり、メルカリでは12日午後4時時点で少なくとも100件近い出品が見られる。特に多いのはマイメロディのおもちゃで、1個400〜1000円程度で出品されている。
日本マクドナルドは13日以降も同様のハッピーセットを提供予定だが、同日以降の提供形態については「12日の販売状況をふまえ適切な対応を判断する」としている。
ハッピーセットを巡っては8月、ポケモンをモチーフにしたおもちゃが付属するハッピーセットを提供していたが、客が殺到。さらに3日間限定でポケモンカードも配布したところ、こちらも客が殺到し、混乱を招いた。
同社は事前に「この期間中の購入は5セットまでとしてほしい」としていたが、6セット以上購入する客が現れるなど現場は大混乱に。日本マクドナルドの対応について批判が集まっていた。
事態を受け、同社は今後の販売により厳しい個数制限を設ける方針を示した他、漫画「ワンピース」のカードが付属するものなど、新しいハッピーセットの提供を一部延期・中止し、関連施策を見直していた。
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