映画館を持ち歩く? 「THX空間オーディオ」対応ヘッドフォン、スカルキャンディ「Aviator 900 ANC」の実力に迫る(1/2 ページ)
米国の音響機器メーカーであるSkullcandyが、「Aviator」シリーズの最上位モデルとなるワイヤレスヘッドフォン「Aviator 900 ANC」を発表しました。特徴は、ヘッドフォン市場ではまだ珍しい「THX空間オーディオ」とヘッドトラッキング技術を採用したところにあります。
THXといえば、ルーカスフィルムの一部門として設立された、映画の音響技術を開発している企業です。そしてTHX空間オーディオは、水平方向だけでなく上下方向の音も聞き分けられるという立体音響技術。実際に体験してみると「映画館みたいに聴こえる」という言葉がぴったりでした。
音響効果の効き具合は、「Skullcandyアプリ」で“スピーカーからの距離”として調整できます。これは、小さい映画館の音が好きか、大きい映画館の音が好きか、という感覚で調整すれば良いでしょう。
試しに、某爆裂魔法のアニメでテストしてみたところ、やはり爆裂シーンは「大きい映画館」設定が最高に気持ちよかったです。ソースに合わせて、自分の好みに調整できる点がいいところです。
そして、当然のように効果が高いのはライブ音源。アーティストの息遣いや観客の熱気が、まるでその場にいるかのように生々しく伝わってきました。
音の情報量が爆増する“パーソナライズ”
Aviator 900 ANCに搭載されている数々の機能の中で、最も衝撃を受けたのが「Mimiパーソナルサウンド」でした。Mimi Hearing Technologiesはドイツの音響スタートアップで、利用者の“聴く力”に合わせ、より聞こえやすい音に調整する技術。使用前に聴力検査やフィッティング(最適化)が必要で、その作業に左右の耳合わせて3分ほどかかりましたが、その効果はてきめんでした。
パーソナライゼーションをオンにすると、音全体のバランスは大きく変わらないのに、これまで聴こえていなかった音が聴こえてくるようになります。音の情報量が“爆増”しました。これは一度味わってしまったら、もう元には戻れない感じです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
個人向けGeminiのモデル選択が厳格化 無料ユーザーが使えるのは「Flash-Lite」のみに
-
2
大阪公立大、システム障害で1週間近く休講に 出願期間中で入試にも影響
-
3
日経社員のGoogle Workspaceに不正ログイン 1646人分の個人情報漏えいか
-
4
「Androidのマイナンバーカード」提供へ 20日から 物理カードなしでも本人確認など可能に
-
5
「OpenAIの文化は壊れている」──安全性報告書を統括した従業員が退社し、寄稿
-
6
タイムズカー漏えいで集団訴訟の動き、登録3000人弱 呼び掛けた弁護士に聞いた──「謝罪で済む案件ではない」
-
7
渋谷区でシステム障害、窓口業務を縮小 復旧の見通し立たず
-
8
日本交通、不正アクセスで停止していた「電話でタクシー配車」再開へ 約3カ月ぶり
-
9
「SpaceXAI」→「SpaceXSI」に改名へ マスク氏、トランプ大統領の“AI呼称廃止”に追随
-
10
再び浮上した「クレカ表現規制問題」 クリスタやpixiv FANBOXの騒動からマンガ家が感じた不安と焦り
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR