住信SBIネット銀行は9月25日に東京証券取引所スタンダード市場への上場を廃止した。NTTドコモによるTOBが成立し、連結子会社になったことに伴い、上場廃止基準に該当するため。「より一層の企業価値の向上に努める」としている。
同行は「ドコモグループが有する顧客基盤をはじめとする多様な経営資産を活用し、通信と金融の融合による革新的なサービスの提供を通じてさらなる企業成長を図る」としている。
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