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X、信頼性向上目指しプロフィールにアカウント所在地などの詳細情報を表示するテスト開始
Xは、アカウントの信頼性向上のため、プロフィールに拠点地域や作成日などの詳細情報を表示するテストを開始した。ボットや偽情報アカウントの判別を容易にするのが狙い。ユーザーは情報共有を拒否できるが、その旨は表示されるという。
米Xの製品責任者、ニキータ・ビア氏は10月15日(現地時間)、X上のコンテンツの信頼性を確認する手段の1つとして、ユーザーのプロフィールで詳細情報を表示する実験を開始したとXに投稿した。
「Xでコンテンツを読む際、その信頼性を確認できるようにする必要がある。これは、世界で起こっている重要な問題の動向を把握するために不可欠だ」とビア氏。
画像によると、「このアカウントについて」画面に、アカウント作成日、アカウントの拠点となる場所、ユーザー名の変更回数と最終変更年月、Xへのアクセス方法(画像では「United States App Store」となっており、米国でiPhoneあるいはiPad経由で接続していることが分かる)が表示される。
こうした情報を公開することで、ボットや偽情報を流す目的の悪意ある人物のアカウントかどうかを判断しやすくするのが狙いのようだ。
この投稿に対し、「言論が規制されている国のユーザーはどうなるのか」という趣旨のリプライが寄せられ、ビア氏はユーザーの出身国ではなく地域を表示する計画だと説明した。また、ユーザーはプライバシー設定で個人情報の共有を拒否できるが、拒否したことがプロフィールに表示されると説明した。
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