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「生ゴミ処理機」って実際どう?(後編) ロボット掃除機メーカーが本気で作った新製品を試す(1/2 ページ)
今回はロボット掃除機で知られる中国Dreame Technologyの新製品「Dreame SF25」を使ってみます。
前回の記事で紹介したように、家庭用の生ゴミ処理機が注目を集めています。そんな中、ロボット掃除機で知られる中国Dreame Technologyの新製品「Dreame SF25」が日本のクラウドファンディングに登場しました。AI技術を搭載したという最新モデルを実際に使ってみます。
実物を見て最初に驚いたのは、そのコンパクトさです。サイズ感としては一般的な電子レンジ程度。キッチンカウンターの下やシンク脇に違和感なく収まります。
本体重量は8kg。最初に箱から出すために持ち上げたときは重いな! と思いましたが、実は重量の大半を占めているのは活性炭フィルター。ちゃんと大きいものを使っているからこそ、生ゴミ処理の臭いをしっかり吸着してくれるわけです。なお、この活性炭フィルター、水洗いで性能が回復し、最大8カ月間は交換不要で使えるとされています。
一度にできる生ゴミの容量は2.5L。3〜4人の家庭で発生する生ゴミの量に対応できます。調理時に発生する野菜くずや鮮魚の皮、小骨、食べ残しなども、まとめて処理可能です。
使い方は、拍子抜けするほど簡単でした。電源を入れて、生ゴミを処理容器に入れて、ふたを閉めてスタートするだけ。これだけで、あとはAIがすべて判断してくれます。
生ゴミの処理時間はこのときは6時間と表示されました。夜寝る前に生ゴミを入れてスタートすれば、翌朝には処理が完了しています。
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