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富士フイルム「X-T30 III」新登場 廉価で小型軽量でも写りや操作系はしっかり「X-T」だった荻窪圭のデジカメレビュープラス(1/7 ページ)

富士フイルム「X-T30」シリーズの最新モデル「X-T30 III」が発表された。「X-T30 II」のサイズはそのままに性能を上げ、フィルムシミュレーションダイヤルを装備したカメラと思えばいい。

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 富士フイルムの「X-T30」シリーズの最新モデル「X-T30 III」が発表された。これがまた実に軽くて扱いやすくていい感じなのである。


コンパクトなファインダー搭載モデル「X-T30 III」。基本デザインは前モデルを踏襲しつつ、フィルムシミュレーションダイヤルを装備して生まれ変わった

 「X-T30 II」のサイズはそのままに性能を上げ、フィルムシミュレーションダイヤルを装備したカメラと思えばいい。

 立ち位置としては、主力モデル「X-T5」の弟分が「X-T50」、その弟分がX-T30シリーズで、X-T50で採用されたフィルムシミュレーションダイヤルが搭載されたのが今回のX-T30 IIIだ。

オートからマニュアルまで幅広く使えるエントリー機


ファインダー部が飛び出た一眼レフ風デザイン。エントリー機ながら物理ダイヤルやスイッチ類がしっかりある

 ジャンルとしてはエントリーモデルに属するのだけど、さすがX-Tシリーズ。廉価で小型軽量でも、写りや操作系はしっかりX-Tなのである。

 まずは操作系の話から。

 このクラスでも撮影モードダイヤルがないマニュアル指向の操作系を維持しているのだ。上面をみると、左肩にフィルムシミュレーションダイヤル、右肩にシャッタースピードとシャッターボタンと露出補正ダイヤル。実にマニュアルカメラっぽい。


左肩にフィルム。右にはシャッタースピードや露出補正ダイヤルなどが並ぶマニュアル操作に向いたデザイン

 絞りはXFレンズの場合、レンズに絞り環がついているのでそれで調整。XCレンズの場合は絞り環がないので本体の電子ダイヤルで行う。

 前面の電子ダイヤルはプッシュボタンを兼ねており、このレンズを装着した場合、デフォルトではプッシュするたびにF値とISO感度が切り替わる。

 つまり、右肩のダイヤルでシャッタースピードを、前電子ダイヤルで絞り値(F値)とISO感度をとグリップした状態でささっと変えられるわけで、絞りとシャッタースピードとISO感度の関係を経験的に学べるのもエントリー機として良い。

 ただ、一つ苦言が。

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