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無印良品、顧客情報流出の可能性 アスクルのランサム被害の余波続く
「無印良品」を展開する良品計画は11月14日、顧客情報が外部に流出した可能性があると発表した。ECストア商品の配送を委託していたアスクルの子会社、ASKUL LOGISTが10月にランサムウェア被害を受けた影響によるもの。
「無印良品」を展開する良品計画は11月14日、顧客情報が外部に流出した可能性があると発表した。ECストア商品の配送を委託していたアスクルの子会社、ASKUL LOGISTが10月にランサムウェア被害を受けた影響によるもの。
漏えいの可能性がある情報は、商品を購入した顧客の住所、氏名、電話番号、注文商品情報。クレジットカード情報は含まれていないという。被害の詳細については調査中で、情報流出の対象期間など詳細は特定されていない。
現時点で悪用による被害は確認されていないが、良品計画は今後、悪用による着信やなりすましメール、フィッシングメール・SMSやダイレクトメールなどが送られる可能性があるとして注意を呼び掛けている。
無印良品のECストアは当該ランサムウェア被害の影響を受け、10月19日から受注・出荷業務を停止しており、Webサイトとモバイルアプリの両方で、商品購入や月額定額サービスの申し込みができない状態が続いている。再開のめどは立っていない。
影響は店頭でのサービスにも及んでおり、商品の取り寄せや電話による在庫確認、取り置きや小物商品の配送も停止中。また、10月24日から11月3日まで開催されたセール「無印良品週間」はネットストアでの実施を見送り、店舗のみで開催された。
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