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Meta、InstagramとFacebookでのリールのパクリ検出・対処ツール提供開始

Metaは、リール投稿保護ツール「content protection」の提供を開始した。FacebookとInstagramをスキャンし、コピーが検出されるとオリジナルを投稿したユーザーに通知する。オリジナルラベル追加やコピー作品の非表示などの対処が可能だ。

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 米Metaは11月17日(現地時間)、InstagramとFacebookのユーザーが自分のリール投稿を保護するためのモバイルツール「content protection」の提供を開始したと発表した。オリジナルのリールを自動的に保護し、コピーとみられるものが検出されると通知して、無断で使われた場合の対処を支援するというものだ。

 ツールに登録するだけで、Facebookに投稿するすべてのオリジナルリールが自動的に保護される。ツールはFacebookとInstagramを継続的にスキャンし、コピーの可能性のあるコンテンツを検出する。

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content protectionの画面(画像:Meta)

 検出報告には、コピー作品とみられるリールの視聴回数、アカウントのフォロワー数などの詳細が表示され、Facebook内で以下の手続きが可能になる。

  • コピーされたオリジナルのリールに「オリジナル」ラベルを追加し、自分のページまたはプロフィールにリンクする
  • コピー作品をFacebookおよびInstagramで非表示にする
  • 検出された作品を引き続き表示できるように“リリース”する
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ツールで選択できる対策(画像:Meta)

 特定のアカウントにリールの使用を許可するためのリストがあり、そのリストにあるアカウントのリールにはフラグが付かない。

 また、他のアカウントが先にコピーしたリールを保護しようとした場合に、オリジナルを保護できるようにするための、異議申し立て機能も用意されている。

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