検索
調査リポート

クラウドインフラのシェア、AWSが再び30%を切って29%に Googleは13%へと成長 2025年第3四半期、Synergy Researchの調査結果

調査会社の米Synergy Research Groupは、グローバルにおける2025年第3四半期のクラウドインフラの市場状況について調査結果を発表しました。

Share
Tweet
LINE
Hatena

この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「クラウドインフラのシェア、AWSが再び30%を切って29%に。Googleが13%へと成長。2025年第3四半期、Synergy Researchの調査結果」(2025年11月18日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 調査会社の米Synergy Research Groupは、グローバルにおける2025年第3四半期のクラウドインフラの市場状況について調査結果を発表しました

 クラウドインフラとは、IaaS、PaaS、ホステッドプライベートクラウドを合わせたものを指します。

 発表によると、第3四半期のクラウドインフラ市場は1年前と比較して28%成長となり、市場規模はグローバルで1069億ドル(1ドル155円換算で約16兆5700億円)。

 クラウドインフラ市場は最も低いときで年成長率が2023年の19%まで落ち込みましたが、生成AIの牽引によって再び成長路線が定着したといえるでしょう。

AWSのシェアが再び30%を切って29%に

 クラウドプロバイダー上位3社のシェアの数字は、AWSが29%、Microsoft Azureが20%、Google Cloudが13%でした。

 AWSのシェアは、今年(2025年)第1四半期に初めて29%となり、第2四半期には30%に戻しましたが、この第3四半期に再び29%となりました。

 この上位3社に続くTier 2のクラウドプロバイダーの中で最も成長率が高いのは米CoreWeave、OpenAI、Oracle、Databricks、中国Huaweiだと説明されています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る