メルカリ傘下のメルペイは、「メルカリ」の売上金(メルペイ残高)を即時・手数料無料で出金できる新サービス「メルカリバンク」の提供を、みんなの銀行と連携して12月18日に始めた。
ユーザーが「みんなの銀行」に口座を開設して利用する新サービス。従来、売上金を銀行口座に振り込む際には200円の手数料が必要で、最短1営業日かかったが、新サービスなら待ち時間なく、手数料無料で売上金をみんなの銀行に出金できる。
みんなの銀行とメルペイがAPI連携をすることで、メルカリバンク(「みんなの銀行」メルカリ支店)を提供する。残高はメルカリアプリ内の「おさいふ」タブに表示。「メルペイ」へのチャージや「メルカード」の清算にも利用できる。
全国のセブン銀行ATMでの出金が毎月1回、手数料無料になる「メルカリバンクプログラム」も提供する。
メルカリバンクから他行(「みんなの銀行」以外)口座への振込は、今後も所定の手数料がかかり、入金までに日数(最短翌営業日)が必要になる。
メルカリアプリ内に銀行機能を自然に組み込む「エンベデッドファイナンス」(組み込み型金融)型のBaaS(Banking as a Service)を活用した。新サービスを通じてメルペイは、決済や与信に加えて「ウォレット」に進化するとしている。
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