Google TV、Googleフォトの写真をNano Bananaで加工可能に
Googleは、「Google TV」向け「Gemini」の新機能を発表した。「画面が暗い」などと言うだけで設定を変更できるようになる。また、「Googleフォト」に保存した写真をベースに「Nano Banana」と「Veo」を使って動画を生成できるようになる。まずはTCLの一部のデバイスで一部言語で利用可能になる。
米Googleは2026年1月5日(現地時間)、ラスベガスで6日から開催の「CES 2026」に合わせ、テレビプラットフォーム「Google TV」向け「Gemini」の新機能を発表した。まずは中国TCL製のGoogle TVサポートデバイスの“一部の国と言語”で利用可能になり、数カ月以内に他のGoogle TVデバイスにも導入していく計画だ。
この更新で、Geminiの回答表示を大画面向けに最適化するUIを導入した。この仕組みによりユーザーが質問した内容に対し、高解像度の画像や動画、リアルタイムスポーツ情報などを組み合わせた応答が表示されるようになる。複雑なテーマに対しては「Deep dives」と呼ばれるナレーション付きのインタラクティブな概観表示も可能だ。
「Googleフォト」ライブラリとの統合も強化される。ユーザーはGoogle TVでGoogleフォトに保存した写真や動画を検索し、特定の人物や場面を素早く表示できるようになるほか、「Photos Remix」機能で写真をアニメ風やスケッチ風など様々なスタイルに変換したり、没入感のあるスライドショーを生成したりできる。さらに、「Nano Banana」と「Veo」を使うことで、テレビ画面上で個人の写真をベースにしたコンテンツの生成も可能になる。
Google TVの設定操作方法も改善される。従来はリモコンを使ってメニュー階層をたどって画質や音質設定を調整していたが、Geminiに対し「画面が暗すぎる」「セリフが聞こえない」といった自然な表現で話しかけることで、最適な画質や音響設定を自動で適用できるようになるという。
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