WordPress.comにAIアシスタント 自然言語でWebサイトデザインや画像編集が可能に
WordPress.comは、Webサイト構築を包括的に支援する「WordPress AI Assistant」を発表した。自然言語でデザイン変更やページ生成、コンテンツ編集が可能。画像生成にはGoogleの「Nano Banana」を採用し、エディタ内でシームレスに操作できる。ビジネス、コマースプラン向けに、追加料金なしで提供する。
米AutomatticのWebサイトホスティングプラットフォームWordPress.comは2月17日(現地時間)、「WordPress AI Assistant」を発表した。ユーザーが自然言語で指示を出すだけで、サイトコンテンツの編集、レイアウトやデザインの調整、画像生成・編集などを行えるAI支援機能だ。従来のWebサイトビルダーやチャットボットとは異なり、実際の編集画面やメディアライブラリに統合されているため、作業の流れを中断せずにAIの力を活用できるとしている。
投稿内の文章の書き換えや翻訳、見出し案の提案といった編集支援だけでなく、「このセクションをよりモダンな印象に」「色合いを明るく」など抽象的な指示でもレイアウトやフォント、配色を変更できる。また、ブロックパターンの追加やコンタクトページの生成といった構造的な変更も可能で、サイト全体の構築や改善作業を言語ベースで行える点が特徴だ。画像の生成と編集機能には米GoogleのAIモデル「Nano Banana」を活用し、アスペクト比指定やスタイル指定にも対応する。
このAIアシスタントは、オプトイン機能として提供される。WordPress.comのサイト一覧から各サイトの「AI tools」設定をオンにするだけで利用可能になるほか、同社が提供するAIベースのWebサイトビルダーで構築されたサイトでは自動的に有効化される。
ビジネスおよびコマースプランのサイトで追加料金なしに利用でき、クラシックテーマでは編集画面統合が利用できないものの、メディアライブラリでの画像生成・編集は引き続き利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Googleの画像生成AIが進化 「Nano Banana Pro」登場 言語・編集能力を大幅強化、4Kにも対応
米Googleは11月20日(現地時間)、新たなAI画像生成モデル「Nano Banana Pro」(Gemini 3 Pro Image)を発表した。同社の最新基盤モデル「Gemini 3 Pro」をベースにしており、キャラクターなどの一貫性を維持しながら、自然言語による指示で細部を修正できる編集機能など画像処理能力を大幅に強化した。
ChatGPTでPhotoshop、Express、Acrobatが動く──Adobeが「Apps SDK」連携
Adobeは、ChatGPT上でPhotoshop、Express、Acrobatの主要機能を自然文の指示で操作できる「Apps SDK」連携を開始した。ユーザーはチャット画面から離れずに、画像編集、デザイン、PDF文書加工が可能になる。高度な作業はネイティブアプリに移行する必要がある。
WordPress.comやTumblr運営のAutomatticがリストラ発表 約16%の人員削減
WordPress.comやTumblrなどを運営するAutomatticがリストラを発表した。従業員の約16%を削減する。
WordPressから「100年プラン」登場 データ・ドメインを1世紀にわたって保護 約550万円
ブログウェア「WordPress」を使ったWebサイトのホスティングサービスを提供する米Automatticが、「100-Year Plan」(100年プラン)を発表した。100年にわたってドメインとデータを保護するもので、価格は3万8000ドル(31日時点で約554万円)の1回払いで利用できるとしている。

