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マンガワン事件を機に「教員による性被害事件の被害者を支える会」発足 森川ジョージさんがXで発表
漫画家の森川ジョージさんは11日、小学館「マンガワン」事件を受け、「教員による性被害事件の被害者を支える会」を作ると明らかにした。被害者の担当弁護士と連名で公表した。
漫画家の森川ジョージさんは3月11日、小学館「マンガワン」事件を受け、「教員による性被害事件の被害者を支える会」を作ると明らかにした。被害者の担当弁護士である東京共同法律事務所の小竹広子さん、河邉優子さんと連名で公表した。
広く一般から寄付を募り、教員から性被害を受けた若年者を支援する。まずは今回の被害者が今後の控訴審で必要となる裁判費用に充当し、学び直しができる心身の状態に回復した場合には学費に充てる可能性もあるという。
また、同じ加害者による他の被害者や、他の教員による若年性被害者への支援についても検討していく。準備が整うまで、寄付の募集には小竹弁護士の預り金口座を使用する。
両弁護士は多数の性被害事件で相談を受けたり、訴訟をしたりしてきたが、経済的な事情で訴訟等をあきらめるケースも多々あるという。「自分の人生を取り戻すために、そのままにしたくないという方に、支援の枠組みがあれば」(小竹弁護士)。
マンガワン事件は、2020年に「堕天作戦」を連載していた山本章一氏が、講師を務めていた高校の女子生徒への児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の罪で逮捕されたが、編集者の関与によりペンネームを変えて別の漫画を連載していたというもの。小学館は「女性の人権を蔑ろにした行為」であり「会社としての管理監督責任を痛切に感じている」として被害女性に謝罪している。
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