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令和の風景を昭和に変える面妖な“チェキ“、「instax mini Evo Cinema」でメディアの変遷を追いかけた荻窪圭のデジカメレビュープラス(7/10 ページ)

なんとも面妖で面白くてハマりそうなカメラが出たものである。「instax mini Evo Cinema」だ。シネマカメラなのにチェキ。どういうことか。

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  • 2020

2010設定で左が度合1,真ん中が5,右が10。まあ、現代ですな。フレームは格子線のみとシンプル。ややこしいエフェクトはかけず、コントラストと彩度が上がっていく感じ

 そして最後は現代。さすがに現代になると派手なエフェクトはなく、シンプルにイマドキの画質。

 度合ゼロだとコントラストと彩度を抑えた画で、度合を上げるに従ってその2つが上がってこってりしていく感じ。

 度合5くらいが一番ポピュラーなデジカメの画質っぽいか。


2020設定でデジタルズームをかけて撮ってみた。普通のデジカメ写真を撮りたくなったら、2020年で度合3〜6くらいがおすすめ

 つまり、ジダイヤルは単にレトロな写真や動画を撮るためのフィルターがいっぱいあります、じゃなくて、各時代の代表的な写真・映像メディアの変遷を記したタイムラインになっているのだ。フィルムからビデオ、そしてデジタルへ。

 それぞれの時代のメディアのバリエーションも揃ってるしね。

 確かに「時代ヤル」に相応しい構成である。写真・映像機器の歴史も感じ取れるタイムスリップカメラといって過言じゃあるまい。

チェキプリントで見るのが一番楽しい


やっぱプリントしてなんぼのチェキなのだった

 カメラとしては500万画素の1/5型のCMOSセンサーに28mm相当単焦点レンズを搭載したもので、1920×2560ピクセルで記録される。

 こんな感じだ。


2020設定のガスタンクの元画像。1920×2560ピクセルの約500万画素になる

 1970年代エフェクトで撮ったものはこう。


小さなサイズだといいけど、500万画素サイズで当時っぽい写真を見ると、あまり大画面で見るものじゃないなと

 さすがにブラウン管時代の走査線エフェクトをかけたものをそのサイズで見ると不自然に感じるけど、チェキプリントで見るとすごく時代を感じるいい風合いが出る。

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