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JR全線で「スマホで落とし物検索」可能に 四国も「find」導入、国内落とし物の1割をカバー
JR全線は1日当たり約2400万人が利用し、国内全体の落とし物件数の約10%に相当する規模の落とし物を扱っている。
AIを活用した忘れ物検索サービス「落とし物クラウドfind」が、2026年10月からJR四国にも導入されることが決まった。これにより、JR全線の落とし物が、findのスマートフォン向けサイトなどからチャット形式で検索できるようになる。
findは、同名のベンチャー企業が、駅や各種施設などに提供を進めているAI落とし物管理サービス。係員が落とし物の写真を撮影して登録すると、AIを活用した画像認識により、落とし物の特徴を自動で読み取ってデータ化する。
落とし物をした人は、スマートフォンなどからWebフォームに情報を入力し、AIオペレーターとチャットしながら画像を検索・照合する。問い合わせは24時間可能だ。
JRグループでは、JR東海、JR北海道、JR九州が導入済み。4月からJR東日本が、夏ごろからJR西日本が導入することを決めていた。JR四国での導入により、JRグループ全6社での導入が決まったことになる。今後はJRグループの商業施設などの関連施設への導入や、横断検索による連携を目指す。
JR全線は1日当たり約2400万人が利用し、国内全体の落とし物件数の約10%に相当する規模の落とし物を扱っているという。JR各社は、問い合わせ対応や返却、警察への届け出などに大きな労力が必要だったが、findによるAI登録・検索で手間の削減や返却率の向上につなげる。
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