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メルカリで“電車の落とし物”をテスト販売 保管期間を過ぎた廃棄分を再利用 傘や洋服など出品中
メルカリは、保管期間を過ぎた電車などの落とし物を販売する実証実験を始めた。
メルカリは2月20日、保管期間を過ぎた電車などの落とし物を販売する実証実験を始めた。落とし物管理用クラウド「落とし物クラウドfind」を提供するfind(東京都中央区)と連携。findの提携先である鉄道会社や商業施設で拾った落とし物のうち、法律で定める保管期間を過ぎた落とし物をメルカリShops上に開設した特設ページで販売する。
鉄道会社や商業施設で拾った落し物は、落とし主が見つからないまま3カ月の保管期間を過ぎると、その所有権は各企業に移る。これらの落とし物には、新品のものやまだ使えるものもあったが、廃棄物として処理される場合もあるという。この課題を解決するため、メルカリとfindは連携し、落とし物を販売する実証実験を始めた。
販売した落とし物で得た収益は、手数料を除き、落とし物を管理していた鉄道会社や百貨店に還元するという。実証実験は8月31日まで実施予定。
20日時点では、傘や洋服、帽子、靴などの出品が多く、価格は1000〜1万円ほどで販売している。
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