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サイバー攻撃疑いの市立奈良病院、初動対応に成功で「感染・漏えいなし」 通常診療再開
初動対応での検知・遮断に成功したため、個人情報の漏洩やデータ破損、ウイルス感染などの被害は、現時点で確認していないという。
奈良市は4月23日、サイバー攻撃の疑いがある異常通信を検知し、電子カルテシステムなどを停止して診療制限を行っていた市立奈良病院について、24日午前8時30分から通常診療を再開すると発表した。
初動対応での検知・遮断に成功したため、個人情報の漏洩やデータ破損、ウイルス感染などの被害は、現時点で確認していないという。システムは段階的に復旧させながら診療を行う。
同病院では21日深夜、ネットワーク監視装置が異常な通信を検知したため、関係するサーバをネットワークから物理的に切り離して調査。電子カルテ・眼科・生理検査の3システムがダメージを受けた。
電子カルテの入力や閲覧ができない状態になり、処方や処置は手書き運用と二重チェック体制でしのぎながら対策を講じてきた。
今後も段階的に復旧させながら、外来診療、入院診療、救急受け入れ(ER)を含む通常診療を再開。本格的なシステム稼働に向けて「総力を挙げて取り組む」としている。
患者に対しては、受付や診療、会計などで通常よりも待ち時間が発生する場合があるとして、理解と協力を求めている。また「お薬手帳」の持参を依頼している。
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