マネーフォワード、銀行連携の停止続く 不正アクセスから約1週間 再開は「安全性の確認が完了次第」
マネーフォワードが5月1日に発表した「GitHub」経由での不正アクセスを発表してから約1週間が経過した。同社は安全確認のため銀行口座連携機能を一時停止しているが、5月7日現在も多くの金融サービスで連携停止状態が続いている。同社は「現時点で銀行連携の再開は未定だが、安全性の確認が完了次第、連携を再開できるよう対応してまいります」と回答した。
マネーフォワード(東京都港区)が5月1日に発表した「GitHub」経由のソースコード流出および一部ユーザー情報の漏えい疑いから約1週間が経過した。同社は安全確認のため銀行口座連携機能を一時停止しているが、7日現在も多くの金融サービスで連携停止状態が続いており、ユーザーへの影響が長期化している。
同社は現在も「すべての銀行連携を一時停止している」としており、安全性の確認が取れたものから順次再開する方針だ。しかし、7日午前10時30分の時点で、銀行以外にも三井住友カードやセゾンカード、三菱UFJモルガン・スタンレー証券といった主要な金融機関との連携が「システム対応中」となっており、自動更新および手動更新ができない状態だ。
再開の目処について、同社は取材に対し「現時点で銀行連携の再開は未定だが、安全性の確認が完了次第、連携を再開できるよう対応してまいります」と回答した。
流出した可能性があるのは、同社子会社・マネーフォワードケッサイが提供する「マネーフォワード ビジネスカード」の利用者370件の氏名(アルファベット)やカード番号の下4桁などで、本番データベースへの不正アクセスは確認されていないとしていた。しかし、銀行法に基づく電子決済等代行業者として、提携金融機関との安全性確認に慎重を期しているものとみられる。
現在、連携再開に向けて同社がシステム対応を行っている主なサービスは以下の通り。
すべてのユーザーに影響があるサービス
- 三井住友DSアセットマネジメント(三井住友DS投信直販ネット)
- ユナイテッド航空マイレージ
- クラブ・オン/ミレニアムポイント
- りそなNetアンサーplus
- BTCBOX
- みんなのFX(FX・シストレ・オプション)
- Light FX
- 三井住友カード (VpassID)
- 三井住友カード (SMBC ID)
- SMBCプラチナカード
- SMBC日興証券(Next-One)
- SMBC日興証券
- セディナカード
- JPBankカード(VISA・MASTER)
- PiTaPa倶楽部(メールアドレス以外でログイン)
- セゾンカード
- みずほマイレージクラブカード(セゾン)
- クラブ・オン/ミレニアムカード セゾン
- VISAカード系列
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- WealthNavi(ウェルスナビ)
- 三井住友トラストカード
- 東急カード
- かぞくのおさいふ
- SMBC日興証券(三井住友銀行仲介口座)
- セゾン投信
- mattoco+
- J-Coin Pay
一部のユーザーに影響があるサービス
- dカード
- アメリカン・エキスプレスカード
- VISA IntelliLink Spend Management
- Qoo10
- ウィブル証券
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