SpaceX、AIコーディングの「Cursor」を600億ドルで買収 上場直後の巨額投資
SpaceXは、新規株式公開の4日後に、AIコーディングツール「Cursor」を開発するAnysphereを600億ドルで買収する契約を完了したと発表した。4月時点で獲得していた買収オプションを行使した形だ。合併したxAIの事業に加え、Cursorの技術を取り込むことで、同社はAI分野への進出とインフラの拡大をさらに加速させる。
米SpaceXは6月16日(現地時間)、史上最大規模の新規株式公開(IPO)を実施してから4日後に、コンピュータコード作成のためのAIツール「Cursor」を開発する米新興企業Anysphereを600億ドル(約9.6兆円)で買収する契約を完了したと発表した。
SpaceXは4月にAnysphereと契約を結び、IPO後に、同社の全株式交換で買収するオプションを獲得していた。SpaceXは当時、この取り決めによって、世界で最も有用なAIモデルを構築できると述べていた。
この取引は、イーロン・マスクCEOがAI分野への進出をさらに進め、ロケット製造や衛星インターネットサービス提供などの主要事業からSpaceXの事業を拡大しようとしていることを示している。2023年、マスク氏はxAIを設立(後にSpaceXに合併)し、AIチャットボット「Grok」を開発した。テネシー州メンフィスなどに、AIを支えるコンピューティング拠点となるデータセンターを2つ建設した。
Cursorの共同創業者、マイケル・トゥルーエルCEOはメディア各社への声明文で、「SpaceXチームと緊密に協力して最先端のAI機能をさらに発展させ、顧客やパートナーとの緊密な連携を継続していくことを楽しみにしています」と述べた。同社はXの公式アカウントに「Cursorには近日中に大幅な改善を実施する予定だ」とポストした。
【更新履歴:2026年6月17日午前9時40分 タイトルおよび内容の一部が不正確だったため、修正しました。】
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