アクションカムは「コンデジの夢」を見るか 見えてきたスナップカメラとしての可能性:小寺信良のIT大作戦(3/4 ページ)
アクションカメラはもはや、“アクションからの卒業”がテーマになりつつあるのではないか。そう感じるような変化が周辺機器市場を中心に起こりつつある。そして登場したのが「GoPro Mission 1」だった。
今年さらに加熱する写真用グリップ
今年1月に中国PGYTECHからリリースされたOsmo Action 6用カメラケージ「PGYTECH StreetPro グリップキット」は、グリップ部をマグネットで着脱できるようにした。グリップを外せばアクセサリ拡張キットとしても機能するという、一石二鳥製品である。
2月には、プロ向け撮影アクセサリメーカーである中国MOVMAXから「MOVMAX Vintage Cage」が発売された。Insta360 Ace Pro 2用と、DJI Osmo Action 5 Pro用の2つがある。アルミニウムシャーシにレザーのカバーを合わせ、ビンテージカメラ風に仕上げるケースだ。
これらの製品は、写真撮影用であることはもちろんだが、その佇まいや見た目のインパクトも重視したものである。街ゆく人が、見たことない小型カメラに振り返るといったことが連想される。
3月には、遅ればせながらDJIから純正キットとして、「Osmo Action 5 Pro ストリート写真グリップ アクセサリーキット」が発売された。同様に5月にはOsmo Action 6用のキットも出ている。
バッテリー交換が容易になるよう、グリップ部がワンタッチで外れるようになっている。ただ電子的な接続性はなく、ホールド性とコールドシューによる拡張性を重視した構造だ。
こうした動きは主に中国メーカー主導で、たった1年足らずで行われてきた。一方米国製であるGoProは、置いていかれた格好になった。今年に入って中国メーカーがGoPro用グリップを販売したぐらいだろう。
GoProのミニカメラ化はアリか
ここで冒頭のGoPro 「Mission 1」に話が戻る。製品の方向性としては、「シネマ」をテーマにしている。8K解像度で4:3画角、すなわち昨今シネマ系をうたうカメラで採用が進むオープンゲート撮影に対応する。
またLog撮影にも対応し、タイムコードもアプリを使って実時間にセットできるなど、機能的にもプロに寄せてきている。
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