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個人情報ぶっこ抜きをどこまで阻止できるか――nProtect Personal(2/3 ページ)

ウイルスやクラッキングによる個人情報漏洩事件は後を絶たず、いつまで経っても話題に事欠かない。こうした状況から身を守ろうと思っているユーザーも多いため、参入しているメーカーも多く、この業界の競争は激しい。そこへ新たに参入したネットムーブの新種ソフトを試用してみた。

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不正アクセスを防止する「パーソナルファイアウォール機能」

 パーソナルファイアウォールを導入している人なら分かると思うが、インターネットに接続したとたん、ポートスキャンやMulti Pingといった、侵入前段階の行為にたくさん出会うことになる。

 こうした例も含め、不正アクセスからマシンを防御してくれるのがパーソナルファイアウォール機能だ。もちろん、MS Blastのようなネットワーク経由でアクセスしてくるウイルスからも防御してくれる。

 外部から自分のマシンにアクセスがあった場合は、警告表示がポップアップされる。許可する通信について、ポップアップ画面で「はい」を選択すれば、あとは自動的に判断して通信を許可してくれるので、煩わしさはそれほど感じないだろう。


外部から自分のマシンにアクセスがあった場合は、警告表示がポップアップされる

自分のマシンにある共有ファイルへのアクセスを許可したリスト、共有フォルダを検索してきたマシンリストを参照できる

 また、自分のマシンからインターネットにアクセスするアプリケーションが発見された場合も、警告を表示してくれる。スパイウェアなど、見知らぬ相手に通信を勝手に行ってしまうアプリケーションは、これで発見できるわけだ。こちらもポップアップ画面で通信を許可すれば、次回の通信からは警告は表示されない。


メールソフトが通信を開始した例。「はい」をクリックすれば許可リストに加えられる

許可したアプリケーションの一覧

最近通信を行ったアプリケーションも一覧で分かるようになっている

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